長い連休が明け、こんがりと日焼けをして登園してきた子どもたち。久しぶりにお友だちと再会し、楽しいお話がたくさん聞こえてきました。今年の夏も猛暑が続きましたが、皆さんはどんな夏休みを過ごしましたか?
今月は、咽頭炎・発熱、感冒・感冒様症候群、中耳炎、気管支炎、クループ症候群で病児室の利用がありました。
発熱が見られた時の自宅での対処法は
・安静にする。
発熱時は体力を消耗しますので、とにかく安静にして過ごしましょう。
・体温調整
発熱時は、太い血管が通っている場所を重点的に冷やすのが効果的です。
熱が上がっている時は、手足は冷たくなり震えが出ますので、その時は体を温めてください。逆に、熱が上がりきると手足は暖かくなるので、その時は熱がこもらないように薄着にしてください。
冷却シートは便利ですが、子供は誤って飲み込んでしまうと窒息などのリスクがありますので、使用する際は注意してください。
・水分補給
一気に飲ませるのではなく、小まめに与えることが大切です。
お子さんの観察も忘れずに行ってください。
・意識はしっかりしているか
・顔色の様子はどうか
高熱があっても、目線がしっかりしていて、目線が合うか?周囲のものに興味があればひとまず安心です。逆に普段と異なり目線が合わない、呼びかけに反応が悪く、ぐったりしている顔色や唇の色が青紫のようであれば医療機関を受診してください。
熱が出るとビックリしてしまいますが、慌てずにお子さんの様子を観察し対応していきましょう!