日に日に陽ざしが強くなり、心はずむ夏がやってきました。
外遊びや水遊びが楽しい季節になり、子どもたちは元気いっぱい
楽しんでいます。意外と体が疲れやすい時期でもあるため、
疲れを残さないよう、お家ではゆったりと過ごし、
早めに布団に入るなど心がけたいですね。
6月の病児保育室は熱などの風邪症状、胃腸炎、とびひ(伝染性膿痂疹)、
手足口病、気管支炎、扁桃腺炎での入室がありました。
とびひ(伝染性膿痂疹)は細菌による皮膚の感染症です。
汗疹や虫刺され痕を爪で掻いたり、転んだりして出来た
皮膚表面の傷にブドウ球菌や溶連菌(溶血連鎖球菌)などの菌が
感染して起こります。
接触によって他の人にも感染し、子どもだけでなく大人もなることがあります。
とびひになってしまったら、出来るだけ早く皮膚科など病院を受診し、
適切な治療を受けるようにしましょう。
特に小さなお子さんはかゆみや痛みで患部を触ってしまいがちです。
シャワーなどで皮膚を清潔に保つ、患部をガーゼで覆って触らないようにする、
爪を短く切って掻かないようにする、かゆみ止めを処方してもらうなど
工夫をして、お子さまの不快感を和らげ、早く良くなるようにしてあげたいですね。
6 月 の 病 児 保 育 室