11月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。

季節の変わり目で体調を崩すお子さんが多かったのか、
10月の病児室はほぼ毎日入室がありました。
病状としては気管支炎、喘息性気管支炎、流行性角結膜炎、RSウイルス感染症、
感冒性嘔吐症、消化不良症、熱などの風邪（感冒症状）でした。

10月は保育園でもRSウイルス感染症のお子さんが何名か見られました。
RSウイルス感染症については9月の「病児保育室よりお知らせ」で
取り上げましたが、免疫がつかず何度でも感染する病気なので予防対策が大切です。
マスクの着用、部屋の湿度を保つ、手洗い・うがいをする、
玩具など手で触れる物はアルコール消毒するなどして感染を防ぎましょう！

さて、今月はインフルエンザについて少しお話したいと思います。
インフルエンザウイルスはA型、B型、C型の形があり、流行を起こすのはA型とB型です。
5歳未満のお子さんや65歳以上の高齢者、妊娠中などは重症化しやすく特に注意が必要です。
予防法は上でもお話したRSウイルス感染症と同じでマスク着用、湿度管理、手洗い・うがいがポイントです。
また、予防接種も有効とされています。
13歳未満のお子さんは2回接種が必要です。計画的に取り入れましょう！

 

10月の病児室の様子