梅雨空の毎日、いかがお過ごしでしょうか。園児たちは晴れの日はたくさん外で遊び、元気いっぱいです。
6月は感冒・感冒様症候群、咽頭炎などで病児室利用がありました。病児室ではブロック、塗り絵、絵本などを利用し無理のない範囲で安静を心がけています。
現在、県全体で手足口病が警報レベルとなっています。手足口病は感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。時に肘や膝、おしりなどにも出現することがあります。発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気です。口の中にできた発疹が痛みを伴う場合、子どもは普段のように食事をとることが難しく、嫌がることがあります。その場合は無理に食べさせず、刺激が少なく柔らかい食事(おかゆ、うどん、雑炊など)にするなど工夫をし、水分補給をきちんとしてあげることが大切です。
また、溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)、RSウィルスが長期にわたって流行中です。感染症にうつらない、うつさない、ひろげないために、手洗い、マスク、咳エチケットにご協力をお願いします。お子様の体調不良の際は病児室へご相談ください。