季節の変わり目、いかがお過ごしでしょうか。病児室担当より5月の利用状況についてお知らせします。

5月は感冒・感冒様症候群、気管支炎、中耳炎・外耳炎、喘息・喘息性気管支炎での病児室利用がありました。咳や熱の症状が続く感冒が多く見られました。

6月に入ってしまいましたが今回は5月病についてお話します。5月病とはよく知られた言葉ですが、正式な病名ではなく俗称です。激しい入学試験をパスしてやっと大学に合格した新入生が、ゴールデンウイーク明け頃に無気力な状態になることから名づけられました。5月病の裏には適応障害やうつ病などが潜んでいることがあるため、長引く時は医療機関へ相談が必要になっていきます。5月病の対策として有効なものの一つとして趣味の活動があります。趣味の時間は人が幸せを感じられる時間の一つと言われており、継続することで5月病の防止に効果があると考えられています。趣味は登山やテニスのような運動系だけでなく、読書や料理のようなインドア系の趣味でも構いません。大事なのは趣味に集中する時間を作ってストレスを発散する事、趣味を続けて自己実現（自分のままでいること、自分の能力や可能性を実現している事）や達成感を得ることです。規則正しい生活とバランスの取れた食事、また趣味を取りれて心と体のバランスを保つのもいいかもしれませんね。

病児室利用時の様子です(o^―^o)ﾆｺ