病児保育室からのお知らせ~12月の感染症情報~

12月は子ども達にとって楽しいイベントが盛り沢山!!イベントが続く時期ですが、生活リズムが乱れがちで感染症の流行時期でもあります。体調管理に注意し、病気や事故のない楽しい冬休みをお過ごし下さいね。

急性咽頭炎は、細菌やウイルスが原因となって咽頭の粘膜やリンパ組織に起こる急性の炎症です。咽頭は口や鼻を通して外と接するので細菌やウイルス感染を起こしやすい所です。気温の変化、睡眠不足や疲れなどで抵抗力が落ちている際に、細菌やウイルスに感染すると、咽頭が赤く腫れます。のどの痛みや違和感があり、食べ物や唾液を飲み込むときに痛みを伴います。また、全身の倦怠感、発熱があることもあります。

喉の痛みの原因として、

  1. 急性扁桃炎
  2. 溶連菌感染症
  3. アデノウイルス感染(プール熱)があります。

子どもがのどを痛がっている時の対応としては、対症療法が中心になります。

【水分・栄養補給】

脱水を防ぐためにも、できる範囲で水分補給を行いましょう。経口補水液などがお勧めです。

また、食事は、おかゆやゼリーのように柔らかいものが喉が痛い時でも飲み込みやすくお勧めです。

【湿度を保つ】

乾燥した空気で喉の痛みが酷くなる事があります。とくに乾燥しやすい冬は濡れたタオルをかけておくだけでも加湿されますので是非試してみてくださいね。

 

今月の病児室は咽頭炎・感冒での入室がありました。

最後になりましたが、病児保育室をご利用いただいた皆様、保育園保護者の皆様、お子さまが安心して安全に過ごせるよう、お迎えや情報提供などご協力いただきありがとうございました!来年もどうぞよろしくお願い致します。