病児保育室からのお知らせ~11月の感染症情報~

朝はぐっと冷え込み、布団から出るのも億劫になってしまう時期になりましたね。保育園のお友だちも鼻水、咳、熱が出ているお友だちが何名もいました。これから乾燥する時期になり風邪や胃腸炎が流行する時期になります。感染予防にはこまめな手洗い・うがいが必須です。その他にもタオルの共有をしないなどの日常のちょっとした工夫で感染は防げます。

今年は新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの同時流行が懸念されていますね。

新型コロナウイルスが流行してからインフルエンザの流行の報告はありませんでしたが、行動制限の緩和により感染の流行が予想されています。

インフルエンザの症状~症状、かぜとの違い~|インフル・ニュース

第一三共株式会社HPより

感染対策として、①こまめな手洗い・うがいをする。②外出時は人混みを避ける。③換気をこまめに行う。④乾燥のしすぎは注意する(適切な湿度は50~60%です)⑤予防接種を受ける※。

※インフルエンザワクチンは生後6か月から予防接種を受けることができます。予防接種を受けたから感染しないわけではありませんがインフルエンザに罹った時に症状が軽く済んだり、重症化するリスクが下がると言われています。

お家での過ごし方としては、水分をしっかり摂り消化の良いものを食べ安静にするのが一番です。医療機関を受診し抗ウイルス薬(タミフル・イナビル・リレンザなど)が処方になったら医師の指示のもと正しく服用しましょう!

登園の目安として乳幼児(保育園・幼稚園)は発熱した後5日を経過し、かつ、解熱した後3日経過経過すれば登園できます。➡登園の際には「保護者記入の登園届」が必要になります。

★インフルエンザは合併症として脳炎・脳症があります。痙攣をしたりいつもと様子が違う事があればすぐに医療機関を受診して下さい。

 

~今月の病児室の様子~

今月の病児室は、感冒、喘息・喘息性気管支炎での入室がありました。