病児保育室からのお知らせ~1月の感染症情報~

子どもたちの元気なあいさつと共に新しい年がスタートしました。今年度も残りわずかですが一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。今年も保育園すまいるくりえいと2病児室をよろしくお願い致します。

1月は感染症の流行が保育園内でもみられ保護者の方にはご心配とご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。園内でも引き続き感染対策を強化し安心してお子様をお預かりできるように努めてまいります。
コロナウイルスは風邪症状と類似しているため判断が非常に難しいです。そのため家庭でも症状が現れたら速やかに医療機関を受診して必要に応じて検査を受ける事をお勧めします。また県内ではインフルエンザや感染性胃腸炎も猛威を振るっていますで体調管理には十分に注意して下さいね。

 

今月の病児室は感冒・滲出性中耳炎での入室がありました。

滲出性中耳炎とは鼓膜の内側の中耳と呼ばれるところに感染などにより慢性的な炎症(中耳炎)が起こり、液体(滲出液)が溜まる状態です。

症状としては、中耳に液体(滲出液)が溜まる為、耳が塞がったような感じ、聞こえが悪くなるなどが起こります。発熱や痛みなどはほとんど無いと言われています。自分で症状を伝えられない乳幼児では、耳を触ったり頭を振る、呼びかけへの反応が鈍くなるなどの行動や態度でわかる事があります。

1歳までに50%以上、2歳までに60%以上、小学校に入学するまでに90%の子どもが1回はかかると言われます。

治療としては、3ヶ月以内は自然に治ることも期待できると言われています。必要な検査や治療をしながら注意深く様子を見ていく必要あります。保存的治療としては飲み薬、外科的治療として鼓膜にチューブを入れる手術もあります。

長引く風邪や鼻水、お子さんの様子がいつもと違う場合は医療機関の受診をお勧めします。

 

~今月の病児室の様子〜

はじめましてのお友だち♪お迎えまでお利口に過ごせていました!

マグネットブロックでロボットに変身!(^^)!かっこいいでしょう!