ご入園、ご入学おめでとうございます。今年度病児育室担当致します、看護師の伊澤(いさわ)です。どうぞよろしくお願いします。
今月の病児室は感冒・感冒様症候群、喘息・喘息性気管支炎、急性鼻咽頭炎での病児室利用がありました。
子どもが風邪を引きやすいのはなぜ?それは体が未熟で抵抗力が弱くウィルスに対する抗体をほとんど持っていないためです。また、子どもは感染対策を徹底することが難しく、保育園などの集団生活を送っていると特に風邪をひきやすくなってしまいます。今回は子どもが風邪をひきにくい体を作る方法を紹介します。
1、バランスのよい食事を摂りましょう
三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の他、ビタミンやミネラルなども適切に摂取しましょう。
免疫力を高める効果が期待できる食品
・タンパク質を含む食品(肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など)
・発酵食品(ヨーグルト、納豆、みそなど)
・食物繊維を含む食品(さつま芋、かぼちゃ、きのこ類など)
・オリゴ糖を含む食品(玉ねぎ、ごぼう、バナナなど)
・ビタミンを含む食品(緑黄色野菜、かんきつ類、いちご、キウイなど)
2、しっかり睡眠を取りましょう
眠り始めの90分が「ゴールデンタイム」と言われ、成長や免疫に関係するホルモンがたくさん出ます。初めの90分をしっかり眠れるようにしましょう。
3、適度に運動をしましょう
適度な運動は自律神経を整えて免疫力を向上させると言われています。
よく噛むことも消化管への負担を減らして免疫向上につながります。ぜひ、お試しください。
今年度も病児保育室をよろしくお願いします。お子様の体調不良の際はご相談ください。